日本に旅行に行く前に…中国人インフルエンサーが「あるもの」の準備を呼び掛け―台湾メディア

Record China    2025年2月8日(土) 18時0分

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台湾メディアの中時新聞網は7日、日本に滞在する中国人インフルエンサーが日本で病気になった時に備えて「あるもの」の準備を呼び掛けたと伝えた。

台湾メディアの中時新聞網は7日、日本に滞在する中国人インフルエンサーが日本で病気になった時に備えて「あるもの」の準備を呼び掛けたと伝えた。

記事は、「台湾の女優『大S』ことバービィー・スー(徐熙媛)さん(48)が日本を旅行中に死去したことが両岸(中国と台湾)のネットユーザーに衝撃を与え、多くの人がインフルエンザに恐怖を覚えている」とした上で、日本に長期滞在しているインフルエンサーの「老宋」さんがこのほど、日本で病気になった時の注意事項をまとめた動画をYouTubeで公開したことを紹介した。

「老宋」さんは「日本の今年の冬のインフルエンザは確かにかなり深刻で、国立感染症研究所の報告では多くの地域が警報状態にあったが、ここ数日は感染者数が明らかに減少している。1月26日までの1週間の1医療機関当たりのインフルエンザ患者数は、山形県が25.3人、新潟県が20.6人、石川県が19.1人などで、東京都は6.6人にとどまっている」と説明し、「自分の周りにはインフルエンザの感染者はほとんどおらず、各病院、学校、機関は正常に運営されており、薬品や物資も正常に供給されているので、あまりパニックになる必要はない」とした。

中国では3日にバービィー・スーさんの訃報が流れて以降、日本で「感染大爆発」と危機的であるかのような報道、情報が連日流れている。

一方で、「老宋」さんは「日本への旅行を計画している場合は、早めにインフルエンザワクチンを接種し、人が多い観光地や公共交通機関を利用する際にはマスクを着用した方がいい」と言及。また、「必要な薬は事前に準備したり、日本到着後にドラッグストアで購入したりしておくべき。(病気になり)症状が軽い場合は自分で薬を飲むなどして様子を見て、症状が重い場合はグーグルマップなどで近くの病院を検索するといい。ただし、一部の病院は事前予約が必要なので注意が必要だ」と説明した。

さらに、スマートフォンにあらかじめ翻訳アプリをダウンロードしておくことを強く推奨し、「病院受診時に(アプリ等を使わず)英語で会話することは避けるべき。医師は英語を話せることはあるが、受付スタッフや看護師は基本的に英語ができないため、時間を浪費したり、受付で意図が伝わらなかったりする可能性もある」と指摘。また、救急車を呼ぶ場合は事前に翻訳アプリで年齢、身長、体重、アレルギーの海、妊娠の有無、持病などの情報を準備しておき、電話をした際に音声で伝えるといいとアドバイスした。

このほか、「日本政府観光局はウェブサイト上で外国人観光客向けに詳細な医療ガイドを提供しているため、事前に確認しておくといい」「日本での診療は全額自己負担となり、医療費も高額であるため、出発前に旅行保険に加入することも検討しておくべき」なども挙げた上で、「日本は旅行の目的地として、衛生管理や医療体制に信頼が置ける国ではあるが、万全な準備を心掛けた方がいい」と呼び掛けている。(翻訳・編集/北田

※記事中の中国をはじめとする海外メディアの報道部分、およびネットユーザーの投稿部分は、各現地メディアあるいは投稿者個人の見解であり、RecordChinaの立場を代表するものではありません。

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