<卓球>伊藤美誠が中国選手にリベンジ成功、一方でタイトル獲得は「地獄級の難しさ」―香港メディア

Record China    2025年2月7日(金) 13時0分

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6日、香港メディア・香港01は、卓球WTTシンガポールスマッシュ2025で日本の伊藤美誠が中国選手に勝利してベスト8入りを果たしたと報じた。写真はWTTのXアカウントより。

2025年2月6日、香港メディア・香港01は、卓球WTTシンガポールスマッシュ2025で日本の伊藤美誠が中国選手に勝利してベスト8入りを果たしたと報じた。

記事は2021年の東京五輪後に調子を落とし、24年のパリ五輪に落選する屈辱を味わうなど精彩を欠いた状態が続いていると紹介した上で、今大会では上々の滑り出しを見せているとした。そして、6日に行われた3回戦ではこの2年間で2連敗していた中国の世界ランク10位、銭天一(チエン・ティエンイー)と対戦し、11-7、5-11、11-3、11-6の3-1で快勝したことを伝えた。

一方で、伊藤の復調をうかがわせる勝利は「いばらの道」の始まりでもあり、今大会のタイトルを獲得する道は非常に険しいと指摘。準々決勝では王芸迪(ワン・イーディー)との対戦が予想されるほか、王に勝利した場合の準決勝では過去9回対戦して5年前に1度勝利しただけで、昨年10月の対戦では0-4で手も足も出なかった難敵・孫穎莎(スン・インシャー)が待ち構える可能性があるとした。

さらに、仮に波に乗った伊藤が孫を撃破したとしても、決勝でぶつかるのは王曼昱(ワン・マンユー)、陳幸同(チェン・シントン)、蒯曼(クアイ・マン)といった中国の強敵、もしくは日本のライバル早田ひなのいずれかとなると説明。「伊藤美誠が素晴らしいパフォーマンスを発揮して勝ち上がったとしても、中国選手と4回連続して対戦する可能性が高く、頂点に上り詰めるのは地獄級の難しさだ」と評している。

記事はその上で「近年低迷を経験している伊藤美誠は、まだ24歳。選手として再起するチャンスは残っている。今大会は、おそらく新たなスタートになるだろう」とし、今大会の最終的な結果にかかわらず伊藤が今後復活に向けて着実に歩みを進めていくことへの期待も示した。(編集・翻訳/川尻

※記事中の中国をはじめとする海外メディアの報道部分、およびネットユーザーの投稿部分は、各現地メディアあるいは投稿者個人の見解であり、RecordChinaの立場を代表するものではありません。

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