「韓国で屈辱を受けた」中国囲棋協会が韓国開催の世界大会に不参加を宣言

Record Korea    2025年2月3日(月) 13時0分

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31日、韓国メディア・韓国経済によると、2月6日に韓国で開催予定だった囲碁の世界大会「第1回ソパルコサノル世界最高棋士決定戦」に出場予定だった中国が不参加を宣言した。

2025年1月31日、韓国メディア・韓国経済によると、2月6日に韓国で開催予定だった囲碁の世界大会「第1回ソパルコサノル世界最高棋士決定戦」に出場予定だった中国が不参加を宣言した。記事は「先月23日に韓国で行われたLG杯世界棋王戦の決勝戦で、中国の柯潔(コー・ジエ)九段が棄権負けになったことに反発したもの」だと伝えている。

業界によると、LG杯世界棋王戦決勝戦第3局で、柯潔九段は「死石の管理規定」に違反したとして警告を受けた。これを不服とした柯潔九段は対局を再開せず棄権負けを選択し、中国囲棋協会はこれを認めないという声明を発表した。中国選手団は授賞式を欠席。準優勝で賞金を獲得できる柯潔九段も姿を見せなかったという。昨年11月に韓国棋院が新たに設けた「死石の管理規定」では、死石は必ず碁笥(ごけ)に入れるよう定めている。韓中の囲碁のルールの違いから、中国の囲碁競技には死石管理のような規定はないという。

中国囲棋協会は25日に「中国囲碁リーグに外国人選手は参加できない」と発表し、28日には第1回ソパルコサノル世界最高棋士決定戦不参加を宣言した。このため大会は無期延期となった。

柯潔九段は配信で「韓国で侮辱を受けた」「絶対に妥協しない」と話しており、自身のSNSのプロフィールを「世界大会8冠王」から「9冠王」に修正している。「LG杯の優勝者は自分だ」との主張だと思われるという。聶衛平(ニエ・ウェイピン)九段など中国のプロ棋士たちはLG杯の結果は認められないとの立場を表明しており、中国のネットユーザーも柯潔九段を応援する声を上げている。中国メディアは「対局の真の勝者ではない卞相壹(ピョン・サンイル)が優勝した」「韓国は対局の勝利を手にした代わりに、体面を失った」と批判している。

韓国棋院は連休明けに「死石の管理規定」の見直しを行うとしている。

この記事に、韓国のネットユーザーからは「好感度ゼロ。来なくていいよ」「郷に入っては郷に従え。韓国で韓国のルールを守らず、何が9冠王だ」「プロならルールが違うことを予め把握しておくべき。韓国で対局するのに中国式ルールでやれとでも?」「中国が世界の中心だ、自分たちのルールが基準だと思ってるのかね」「ルール変更は前もって知らせてあったし、何度か警告されても無視してたんだから、柯潔のミスであることは明らかだ」などの声が殺到している。(翻訳・編集/麻江)

※記事中の中国をはじめとする海外メディアの報道部分、およびネットユーザーの投稿部分は、各現地メディアあるいは投稿者個人の見解であり、RecordChinaの立場を代表するものではありません。

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