日本のすき焼き店で食事をした中国人、店員のあまりの態度に不満=「問い詰めようと考えたが…」

Record China    2025年1月27日(月) 15時0分

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中国のSNS・小紅書(RED)に24日、「私たちは日本の飲食店に差別されたのだろうか」との中国人の投稿があり、反響を呼んでいる。写真は京都駅。

中国のSNS・小紅書(RED)に24日、「私たちは日本の飲食店に差別されたのだろうか」との中国人の投稿があり、反響を呼んでいる。

投稿者によると、一行は同日に京都駅に到着し、疲れていたため夕食を近くで済ませようと、ネットで多くの人がおすすめしていたすき焼きの店に向かった。「入口では店員の接客態度はとても良かった」という投稿者だが、「番号を呼ばれて店内に入ってからが奇妙な体験の始まりだった」と回想している。

投稿者らは席に着いて注文しようとしていたが、家族がみんな喉が渇いていたため、とりあえずお茶をもらおうと、店員に「お茶、Thank you」と告げた。しかし、店員の女性は「Order order」と言い、そのまま去っていった。投稿者は、伝わらなかったのか、あるいはお茶が有料なのかと思い、もう一度店員を呼んでお茶を頼んだが、店員は無言で煙たそうな顔をして去っていったという。

その後、店員はカートに乗せてお茶と鍋を運んできたが、投稿者によると、お茶や鍋をテーブルにドンッと放り投げるように置いていった。投稿者は、「鍋が重く、片手でしっかり持てなかったから落としてしまったのか」とも思ったそうだが、その店員は料理を運んで来た時にも、音を立てて乱雑に皿をテーブルに置いていったという。

また、家族がカートに乗せられた和牛の写真を撮っていたところ、カートを遠ざけるように別の方に動かしたといい、投稿者は「原因は分からない。通路をふさいでいたわけでも、誰かが通ろうとしたわけでもなかった。私たちは本当に疑問だった。普通はどんな店でも客が写真を撮っていたら数秒待ってくれるものだが、彼女(店員)は全くそんなことはなかった」と振り返った。

投稿者は「イライラしたような手つきで生卵を割り、あちこちに飛び散らせているのを見て、故意に非友好的な態度で接客しているのだと気付いた。(店員の)指までが椀の中に入っていた」とし、「さらに奇妙なのは肉を運んできた後、彼女はわれわれに『作り始めてもいいですか』など何の声掛けもなしに鍋を作り始めた。私たちは初めて日本ですき焼きを食べるわけではなく、他の店では必ず声を掛けてくれていた」と指摘。「それからずっと(店員の)冷淡な対応が続き、こちらがお礼を言っても無言。お茶を継いでほしいと頼んでも無視された。何か頼むときは2回以上声を掛けないと応じてくれなかった」と憤った。

そして、「接客態度に最も腹が立ったが、1人前数千円もかかるのに肉は脂身だらけだった」と料理にも不満を漏らし、「私たちは差別されたのではないか、出された肉もこの価格のものではないのではないかと疑い始めた。彼女(店員)は英語が分からないのか、それとも無視していたのか。翻訳機を使って問い詰めようとも考えたが、彼女の態度から考えて話にもならないと考え(あきらめ)た」としている。

この投稿は大きな反響を呼んでおり、ネットユーザーからは「これは差別で間違いない」「絶対にそう(差別)だ」「(不機嫌そうな店員に)『嫌なら仕事辞めれば?』と言ってやればいい」「日本人は相手を見て接客態度を変える」「日本ではできる限り日本語を話した方がいい」「日本のサービス業従事者の、外国人観光客への態度と、日本語が話せる外国人への態度と、日本人への態度は全くの三者三様。相手(店員)の態度が悪い場合は罵倒すれば大人しくなる」「日本人はこちらが下手に出ると強気に出てくる。観光客だからもめ事は起こさないだろうと高をくくっている」などのコメントが寄せられた。

一方で、「京都人なら仕方ない」「京都ではこれが普通」「鴨川の近くの店で接客態度がとても悪いおばあさんがいた。こちらは日本語を話していたけどね」「京都の高齢女性の95%は自分を宇宙の女王だと思っている」といった意見や、「私も同じ店に行ったことがあるけど、感じは良かったけどなあ」「私も行ったことがあるけど別に普通だった」などいぶかしがるコメントも寄せられている。(翻訳・編集/北田

※記事中の中国をはじめとする海外メディアの報道部分、およびネットユーザーの投稿部分は、各現地メディアあるいは投稿者個人の見解であり、RecordChinaの立場を代表するものではありません。

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