習近平主席が22日から24日まで、郝鵬遼寧省委員会書記と李楽成省長を伴って、同省の葫蘆島、瀋陽、本渓などを視察し、農村、市場、コミュニティー、企業を訪れ、現地の幹部と大衆に党中央の気遣いと祝福を届け、また全国各民族の人々に新春の祝福を贈りました。

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習主席は22日午後に葫蘆島市に到着し、市街地から車で約1時間の綏中県明水満族郷祝家溝村を訪れました。この村では昨年8月に深刻な洪水被害が発生し、41世帯の村民は冬の訪れを前に、再建された新居に引っ越しました。習主席は村の入り口で被災した地域を視察し、当時の家屋の浸水状況や村民の避難状況を詳しく尋ねました。その後、ビデオや展示パネルで災害後の復旧・再建の進捗状況を視察し、地元の幹部に対し、大衆の生産と生活を保証し、暖かい冬が越せることを確保するよう念を押しました。

瀋陽大東副食品市場は長い歴史を持ち、特色ある年越し商品が数多く陳列されています。習主席は23日午前にここを訪れて複数の店舗を見学し、店主や顧客と交流し、祝日期間中の市場の供給状況について詳しくヒアリングしました。

習主席は23日午後、本渓を訪れ、鞍鋼集団傘下の本渓鋼鉄鋼板冷間圧延総工場の第三冷間圧延工場を視察しました。習主席は、製造業はハイエンド化、インテリジェント化、グリーン化の方向を堅持し、製品の技術レベルと付加価値を絶えず高め、鞍鋼のような国有大企業は中国式近代化に多くの貢献をしなければならないと強調しました。

習主席は24日午前、遼寧省共産党委員会と省政府の活動報告を聴取し、遼寧省がそれぞれの活動で収めた成果を評価し、遼寧省が新時代の東北地方の全面的振興において新たな突破口を開く上で先頭を切り、力を尽くして中国式現代化の遼寧省の新たな章を書き上げるよう期待を示しました。

習主席はまた、遼寧省から全国の各民族の人々、香港同胞、マカオ同胞、台湾同胞および海外の華僑に新春の祝福を贈りました。（Yan、坂下）