中国のファンタジー時代劇「白月梵星」が台湾でも人気を集め、主演コンビが台湾語の目覚ましメッセージのショート動画を公開するなどファンサービスに努めている。

バイ・ルー（白鹿）とアオ・ルイポン（敖瑞鵬）が主演の「白月梵星」は7日に動画配信サービス・愛奇芸（iQIYI）で配信をスタート。20日現在、有効再生回数は5億回突破を目前にしている。

愛奇芸国際版では、台湾で特に「白月梵星」の人気が高く、高評価ランキングのトップに立っている。台湾に向けたファンサービスとして、バイ・ルーとアオ・ルイポン、共演者のダイ・ルーワー（代露娃）がこのほど、台湾語で起床を促す目覚ましメッセージのショート動画を公開。「起きないと遅刻だよ」「急いで」など、それぞれが慣れない台湾語でコミカルに話す姿がかわいいと好評を得ている。

中国のドラマ・映画情報サイトの豆瓣（douban）ではユーザー評価のスコアが10点満点のうち5．9点とややふるわないが、同作をきっかけにアオ・ルイポンの人気が急上昇。TikTok中国国内版「抖音（ドウイン）」の公式アカウントのフォロワー数も短期間のうちに急増し、ここ数日で400万を突破した。（Mathilda）