CRI online 2025年1月20日(月) 7時50分
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中国は19日、宇宙開発大手・航天科技集団第6研究院の試験エリアで、ロケットに使用する液体酸素ケロシンエンジンの1日に3回の試運転に初めて成功しました。
中国は19日、宇宙開発大手・航天科技集団第6研究院の試験エリアで、ロケットに使用する液体酸素ケロシンエンジンの1日に3回の試運転に初めて成功しました。これは、中国の次世代運搬ロケットのメインエンジンの大量生産と引渡しに向けた検証能力がさらに向上したことを示しており、将来の「長征シリーズ」ロケットの頻繁な打ち上げを支えるものとみられています。
120トン級液体酸素ケロシンエンジン2基と18トン級液体酸素ケロシンエンジン1基が19日午前9時43分、10時47分、午後0時6分の3回、それぞれ点火試験を行い、試運転は順調に終了しました。2種類の液体酸素ロケットエンジンが1日に3回の試運転を実施するのは中国で初めてです。
エンジンの試運転はロケットエンジン開発過程の重要な一環で、開発の各段階にわたって数十種類の試運転が実施されます。19日に行われた3回の試運転はいずれも、ロケットにエンジンを据え付け、組み立てを行う前の技術的な検証試験でした。
今回試運転が実施された施設は20年前に建設されたもので、この施設では近年、一連の技術革新を通じ、液体酸素ケロシンエンジン検証用試運転の準備期間を5日から2日に短縮し、作業効率を倍増させました。これにより、中国の次世代運搬ロケットのメインエンジンは計画通りに引き渡されることになります。(提供/CRI)
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