高速列車でシートベルトをしなくてもよいのはなぜ?―中国メディア

人民網日本語版    2025年1月19日(日) 19時0分

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高速列車でシートベルトをしなくてもよいのはなぜなのだろうか。

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高速列車に乗る時にシートベルトをしなくてもよいのはなぜなのだろうか?その一番の理由は、横揺れや縦揺れがほとんどないからだ。中国鉄路南昌局・福州高速列車区間の車両同乗整備士・王新程(ワン・シンチョン)氏は、「この列車は今、福建省福州市とアモイ市を結ぶ福厦高速鉄道区間を時速300キロで走っている。車窓で『コイン立て』をしてみると、簡単に成功する。列車と列車がすれ違ったり、トンネルに入ったりした時も、このコインは倒れない」と説明する。

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高速列車が走行中もほとんど揺れずに安定しているのは、ミリ単位でレールのわずかな凹凸が補正されているからだ。そのため、列車は平らな地面を走行するかのように走行することができるのだ。また、車体の下にも各種制振制動装置が搭載されているため、横揺れや縦揺れが起きることはほとんどない。


発車する時や停車する時、高速列車の運転士はゆっくりと加速・減速し、しかも走行中に急ブレーキをかけることもない。そのため、列車が加速したり、減速したりしても、乗客にはそれがほとんど感じられない。

その他、線路の曲線半径の設計値は5000メートルであるため、列車がカーブを走行している時でも、乗客は左右への遠心力を感じることはほぼない。走行中は終始非常に安定していて、旅客が車内を歩いたとしても、揺れを感じることはほとんどない。さらに、高速列車のシートも揺れを吸収することを重視した設計になっており、高速走行時の乗客の安全保護が強化されている。(提供/人民網日本語版・編集/KN)

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