2014年9月25日、iPhone6が発売され、アップルストアでは多くの人が列をなした。中国人も例に漏れず行列に交じったが、iPhoneの販売時期が未定の中国に転売する目的でiPhoneを求める人が多く見られた。

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これに関連して、米IT関連ニュースメディア・The Vergeは、「一部の中国人はわき目も振らずにiPhoneを組み立て、米国に出荷している。違うところでは、徹夜して列に並び、購入したiPhoneを中国で転売する中国人もいる。iPhoneは最終的に、これらの中国人が手も出ないような高値で裕福な中国人に売られている。作業員はiPhoneを組み立てることでお金を稼ぎ、列に並びiPhoneを手にした者は転売で利益を得る。中国にiPhoneを持ち込む際にかかる高額な関税は販売価格に上乗せされているため、実質的に購入した中国人が負担している。このように、iPhoneの転売で国も税金を得ている。これが中国経済の仕組みだ」と中国でiPhoneを買うのは手間がかかり、その過程でさまざまな利益を生んでいると評論した。（翻訳・編集/内山）