北京、20の未来産業を重点的に育成―中国

人民網日本語版    2025年1月15日(水) 17時30分

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北京は2025年に未来産業を積極的に展開・構築し、投資成長メカニズムを確立し、人型ロボット、商業宇宙飛行、バイオ製造、新素材など20の未来産業を重点的に育成する。

北京は2025年に未来産業を積極的に展開・構築し、投資成長メカニズムを確立し、人型ロボット、商業宇宙飛行、バイオ製造、新素材など20の未来産業を重点的に育成する。中国新聞網が伝えた。

北京市第16期人民代表大会第3回会議が16日に開幕し、北京市の殷勇(イン・ヨン)市長が政府活動報告を行った。 報告によると、北京は2024年に先進製造業を強化し、医療機器や新素材などの40の細分化された産業支援策を策定・実施した。医薬品・健康産業は初めて1兆元(約21兆円)を突破し、北汽、小米(シャオミ)、理想などの重要な完成車プロジェクトが次々と生産を開始し、北京市で新エネルギー自動車を前年比3倍近く増の約30万台生産した。人工知能(AI)コア産業の規模が3000億元(約6兆3000億円)を突破し、集積回路の重要プロジェクトが順調に進行している。未来産業が急速に発展し、ロケットストリートの建設が始まり、世界初の完全電動フルサイズ人型ロボットの二足走行を実現した。

報告によると、北京は25年に未来産業を積極的に展開・構築し、投資成長メカニズムを確立し、人型ロボット、商業宇宙飛行、バイオ製造、新素材など20の未来産業を重点的に育成する。6G実験室や6Gイノベーション産業集積エリアなどのプロジェクトの建設を加速させ、低空技術イノベーションおよび産業発展パイロットエリアを構築し、第1弾・10の新規事業育成拠点機能を改善する。複数のシードプロジェクトの実施と実用化を支援し、テクノロジーイノベーション企業を段階的に育成する。応用シーンによるけん引を強化し、商業衛星コンステレーションネットワーク構築などの試行事業・実証を加速させ、世界人型ロボット大会を開催する。

北京は25年に、さらにグローバルデジタル経済ベンチマーク都市の建設を加速させる。光ファイバーの街、10ギガ都市」の建設を加速させ、全市の5Gモバイルネットワークの全面的なカバーを推進する。データ要素の活力を引き出し、データ要素市場化配置改革総合試験エリアの創設を加速させ、国家データ管理センター、国家データ資源センター、国家データ流通取引センターを構築する。国家データインフラと全国一体化演算能力ネットワーク建設の試験運用を実施し、北京国際ビッグデータ取引所の機能を改善する。「AI+」行動計画を実施し、医療、教育、先進製造などの重点分野でのAI応用シーンの開放を奨励し、「ダブルスマート」(スマートシティインフラ・スマートコネクテッドカー協同発展)シティー建設を徐々に平野部のニュータウンと中心市街地への拡大を推進する。デジタル技術による従来産業へのエンパワーメントを加速させ、デジタルサービス産業を拡大し、製造業のデジタルトランスフォーメーション・高度化を推進する。(提供/人民網日本語版・編集/YF)

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