<中国人観光客が見た日本>北海道のあの夜の光景は忘れられない

Record China    2025年1月12日(日) 21時20分

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中国のネット上に、「初めて北海道を訪れたあの夜の光景は忘れられない」と題する旅日記が掲載された。写真は札幌。

中国のネット上に、「初めて北海道を訪れたあの夜の光景は忘れられない」と題する旅日記が掲載された。以下はその概要。

初めて北海道札幌を訪れたのは大雪の夜だった。骨身にしみる寒さの中、私は一人スーツケースを引っ張りながら道に迷っていた。時間は午後7時。手を伸ばせば指が見えないほど暗く、弱い光を放つ街灯と民家にともる明かりのコントラストが鮮明だった。路上に人影はなく、私のスマートフォンでは宿泊先の民宿に電話をかけて行き方を尋ねることもできなった。

とんでもない困惑と心細さに包まれていた私だが、人の話し声、私の理解できない日本語が突然聞こえてきた。声の主は帰宅途中の3人の小学生だ。私の気持ちはすぐに喜びに変わり、助けてもらおうと近寄って声を掛けたが、英単語の間に日本語を挟む彼女たちの英語は少し分かりづらかった。意思疎通は成功せず、あの時は日本語が全く理解できない自分に本当に嫌気が差した。私たちは言葉でのコミュニケーションを諦めて直接住所を見てみたが、英語で書かれた住所は3人には大変で、私たちはナビを頼りに200メートル範囲を行ったり来たりした。

やっとのことでたどり着いた私を民宿の若い男性は外に出て親切に迎えてくれ、私の心は一瞬で温かくなった。本当にあの3人の小学生には感謝している。あの夜の光景を私は決して忘れない。

北海道の冬はまるで映画の中のようで、間近で見た雪の中を走っていく列車は信じられないほどの美しさだった。北海道の雪はこれまで見た中で最も美しく、踏んだ時に発する音にとりわけ癒やされた。うっかり転んだ時には手や体についた雪に少しの汚れもないことを見つけた。雪は本当に純白だった。

北海道では雪以外に食べることも喜びで、私は人生で最もおいしいすしとウニ、それに名前が分からない海鮮を堪能することができた。他の場所との違いは、北海道のものはより新鮮でおいしく、コスパが良いことだろう。(翻訳・編集/野谷

※記事中の中国をはじめとする海外メディアの報道部分、およびネットユーザーの投稿部分は、各現地メディアあるいは投稿者個人の見解であり、RecordChinaの立場を代表するものではありません。

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