<卓球>馬龍、日本のテレビから生まれた「六角形戦士」の称号を否定=「そんな選手いない」

Record China    2025年1月6日(月) 21時0分

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中国卓球界のレジェンド選手・馬龍(マー・ロン)(36)が、自身に対する「六角形戦士」との称号を否定した。

中国卓球界のレジェンド選手・馬龍(マー・ロン)(36)が、自身に対する「六角形戦士」との称号を否定した。

このほど中国メディア・北青体育のインタビューを受けた馬龍は「六角形戦士」と呼ばれることについて、「正直に言って、今でもどの六つなのか自分で分かっていません。この評価は行き過ぎ、誇張されていると思います」と語った。

「六角形戦士」とは、日本のテレビ番組が選手のパワーやスピードなど6項目の能力値をレーダーチャートで示した際に、馬龍の能力がすべてにおいて満点の完璧な六角形で表されたことに由来した呼称だ。

しかし馬龍は、「個人的な認識で言えば、世界に欠点や弱点のない選手、すべての能力値が最高の卓球選手はこの世に存在しません。もちろん、私もそうではありません」と語った。

このほか、「どのような方法でコートに別れを告げるか考えたことはありますか?」との質問には「何度も考えたことがあります。最後の記者会見で感想を話すとか、引退式とか(笑)。頭の中では他の競技の伝説的な選手のようなことを(いろいろと)妄想したけど、やはり(派手なことをせず)黙々とした姿勢が自分の好きな方法なのかなと思います」と語った。

馬龍は2003年に15歳で初めて中国代表に選出されてから21年間、母国を背負って戦い続けている。12年のロンドン、16年のリオデジャネイロ、21年の東京、24年のパリと4大会連続で五輪に出場し、ロンドンとパリでは男子団体で金メダル、リオと東京では男子シングルスおよび男子団体で金メダルを獲得した。五輪、世界選手権、ワールドカップで優勝する「大満貫(グランドスラム)」を史上初めて2度達成した選手でもある。(翻訳・編集/北田

※記事中の中国をはじめとする海外メディアの報道部分、およびネットユーザーの投稿部分は、各現地メディアあるいは投稿者個人の見解であり、RecordChinaの立場を代表するものではありません。

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