4日、中国ドラマ「三人行」に出演する俳優リー・ミンドー（李明徳）が中国のSNS・微博（ウェイボー）で主演俳優への批判を展開したことが波紋を広げている。

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12月29日にクランクインしたサスペンスドラマ「三人行」に出演するリー・ミンドーが1月4日、ウェイボーに立て続けに投稿して注目を浴びた。その内容は主に主演俳優への批判で、台本の読み合わせに欠席したことやリハーサルに遅れたこと、中国東北部のマイナス17度の極寒の中、薄い衣装で主演俳優が来るのを待たされたことを挙げたほか、何者かが自分を同ドラマから閉め出そうとしていると、黒幕の存在も指摘した。

なお、「三人行」のウェイボー公式アカウントでは、主演にマー・ティエンユー（馬天宇）の名前を発表している。リー・ミンドーが人気俳優の大物気取りで高慢な態度を批判したと、ウェイボーでは一気に関心を集める話題となった。

こういったリー・ミンドーの批判に対し、「三人行」のアカウントは同日、リー・ミンドーのスタッフとドラマの制作側が交わしたコミュニケーションアプリでのやり取りを公開。クランクイン直前、読み合わせなどに遅刻・欠席したのはリー・ミンドー側であり、さらにホテルの電気製品を壊し、連絡が取れなくなるなどの迷惑行為があったとしている。

また「三人行」のアカウントでは、リー・ミンドーの主演俳優に関する批判がすべて事実無根であるとし、一連の行為が「中華人民共和国民法典」の俳優雇用契約に違反するとして、4日付で「三人行」との契約を解除したことを表明。なお、批判の矛先となったマー・ティエンユーは、ウェイボーで論争が展開される中、沈黙を守っている。

28歳のリー・ミンドーは2018年にドラマでデビュー。19年の「Go！Go！シンデレラは片想い」で注目され、23年の「玉骨遥」などの人気ドラマ作品でも知られている。（Mathilda）