「華龍1号」漳州原発1号機が商業運転を開始―中国

CRI online    2025年1月2日(木) 6時30分

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1日午前0時17分、世界最大の「華龍一号」原子力発電基地の福建省漳州原子力発電所1号機が正式に商業運転を開始しました。

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1日午前0時17分、世界最大の「華龍一号」原子力発電基地の福建省漳州原子力発電所1号機が正式に商業運転を開始しました。この1号機は2019年10月16日に着工したもので、中国核工業集団(中核集団)が投資・建設した5基目の「華龍1号」原子力発電ユニットとなります。

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「華龍一号」は、中国が完全に独自の知的財産権を有する第3世代原子力発電技術による原子力発電基地です。また、現在稼働中あるいは建設中の原子力発電基地の中で、最多の原子炉ユニット数をもつ基地でもあります。


「華龍1号」の原子力発電ユニットの1基あたりの年間発電量は100億キロワット時を超えます。これは中等先進国の100万人が1年間に必要とする生産および生活用電力を満たすことができる発電量です。これにより毎年312万トンの標準石炭の消費削減と16万トンの二酸化炭素排出量の削減が可能となります。これは7000万本以上の植樹に相当します。


漳州原子力発電所の完成により、年間発電量は635億キロワット時に達する見込みであり、福建省のカーボンピークアウトおよびカーボンニュートラルの目標達成に向けた新たな発展エンジンとなることが期待されています。(提供/CRI

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