トランプ氏の米大統領就任前夜、中国メディアが両国の友好物語を募集―シンガポールメディア

Record ASEAN    2024年12月28日(土) 18時0分

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シンガポール華字メディアの聯合早報は26日、来月に控えるトランプ次期米大統領の就任前夜に中国メディアが両国の友好物語を募る活動を始めたと報じた。

シンガポール華字メディアの聯合早報は26日、年明けの1月20日に控えるトランプ次期米大統領の就任前夜に中国メディアが両国の友好物語を募る活動を始めたと報じた。

記事によると、中国共産党機関紙・人民日報は25日、「中米の友好協力物語」作品募集活動の始動セレモニーが2024鼓嶺フォーラムで行われたと報道。この活動は人民日報数字伝播と環球時報が共同で発起したもので、来年6月20日まで国内外の団体や個人から作品を募集する。テーマは「文化の違いを乗り越え、友情と信頼を継承」だ。中国と米国の交流の感動的な物語を記録し、両国の友好協力を伝える文章、写真、映像などの作品を求める。

人民日報は同日、「鼓嶺の物語」「鼓嶺の縁」についても紹介し、その継承と発揚を呼び掛けたといい、聯合早報は昨年6月の新華社の報道として「『鼓嶺の物語』とは米国人のミルトン・ガードナー氏と中国福建省福州市鼓嶺との間の縁のことだ」と説明。そして、「20世紀初めに幼かったガードナー氏は両親について中国で子ども時代を過ごし、亡くなる前は『Kuling』としきりに口にした。その後、ガードナー氏の妻は米国で学ぶ中国人留学生の助けを得て、夫が言っていたのが福州市の鼓嶺だと分かった」と紹介し、「1992年、当時中国共産党福州市委員会書記を務めていた習近平(シー・ジンピン)氏は新聞でこの物語を読んでガードナー夫人を鼓嶺に招いた。習氏は2012年に訪米した際、米国の友好団体が開いた歓迎の食事会でこの出来事を語った」と伝えた。(翻訳・編集/野谷

※記事中の中国をはじめとする海外メディアの報道部分、およびネットユーザーの投稿部分は、各現地メディアあるいは投稿者個人の見解であり、RecordChinaの立場を代表するものではありません。

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