香港メディアの香港01は27日、クリスマスに日本を旅行した香港人が、現地で別の香港人のパスポートを拾ったことが話題になっていると伝えた。

記事によると、今月25日、フェイスブック上の香港人旅行グループに、香川県の高松空港から市街地へ向かうバスの中で香港のパスポートを拾ったとの投稿があった。投稿主はバスの座席の上に香港のパスポートが置いてある様子を撮影した写真をアップし、「落とし主は香港エクスプレスUO642便で日本にやってきた林さんという男性で、SNSを通じて本人に知らせたい」とし、「パスポートはバスの運転手に預けたので、気付いたら取りに行ってほしい」などとつづった。

この投稿に、ネットユーザーからは「投稿主は優しいね」「落とし主はうっかりし過ぎ」「こんな重要なものを忘れるなんて」「スマホよりパスポートなくす方が大変」「パスポートがなかったら出入国できないじゃないか」「日本の空港でパスポートが見当たらなくなり飛行機に乗れず、書類発行のため2日間余計に滞在したという話を聞いた」といった声が上がったという。

記事は、香港人が海外でパスポートを紛失した時の対応として、「できるだけ早く現地の警察に報告し、その後、大使館または領事館に連絡して一時的な渡航証明書の発行を受ける必要がある。または、香港入境事務所のホットラインに電話をして協力を求めることもできる」と説明した。（翻訳・編集/北田）