2014年9月23日、韓国・仁川で開催されているアジア競技大会で選手を先導するコンパニオンについて、大会組織委員会は「誰一人として整形していない」と述べたことが話題になっているが、疑惑の声は静まっていない。現代快報は、整形大国・韓国の美容外科事情について報じた。

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韓国の整形技術は一流で、街には「人造美人」や「人造イケメン」があふれている。記者はソウル江南区のある美容外科のキム院長から話を聞いた。キム院長によると、韓国ではスターの整形は公然の秘密だという。

富裕層が数多く住む江南区で目に飛び込んできたのは無数の美容外科の屋外広告だった。江南区の中心部では美容外科が数百軒に達しており、どのビルやショッピングモールにも、少なくとも1〜2軒の美容外科があるという。キム院長は「美を愛する韓国人は、整形によって自分を美しくすることに拒否感はない」と語る。

著名なスポーツ選手やコンパニオンの整形疑惑にも事欠かないが、確たる証拠はない。キム院長は「韓国では芸能界でもスポーツ界でも整形はごく普通のことです。美容外科の広告に登場しているスターもたくさんいます。しかし、プライバシーの問題から秘密保持契約を結んでおり、個々の氏名を明らかにすることはできません」と語った。整形をしたことがファンにばれないよう、1〜2年ごとに1カ所ずつ手術をしていくことが多いのだという。

競争の激化により、設備やサービスにも工夫がこらされており、サロンのような内装の病院も多く、ビル全体を美容外科にしてしまっている病院もある。また、韓国では二重まぶたにし、鼻を高くする手術が人気で、この2つを得意とする医師が数多くいるという。（翻訳・編集/岡本悠馬）