35人死亡の珠海市の自動車暴走、地元区長らが相次いで退任―中国

Record China    2024年12月24日(火) 11時0分

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23日、香港メディア・香港01は、11月に広東省珠海市で発生した自動車暴走事件に関連して、現地の区長らが相次いで退任したことを報じた。

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2024年12月23日、香港メディア・香港01は、11月に広東省珠海市で発生した自動車暴走事件に関連して、現地の区長らが相次いで退任したことを報じた。

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同市香州区のスポーツセンターに11月11日夜、自動車が突っ込んで暴走し、ウォーキングをしていた中高年者らを次々とはねる事件が発生し、35人が死亡、43人が負傷した。容疑者の男は逃走後に自殺を図るも未遂に終わり、警察に逮捕された。

記事によると、今月8日には同区の劉斉英(リウ・チーイン)区長が退任し、張会洋(ジャン・フイヤン)氏が代理区長を担当する人事が発表されたのに続き、同区共産党委員会書記も交代となったことが同区の公式ウェブサイトで明らかになった。李偉輝(リー・ウェイフイ)氏に代わって劉力(リウ・リー)氏が書記に就任したという。



劉氏は1980年生まれ。同省深セン市で長らくキャリアを積んだ後、21年に同省河源市竜川県県長に就任。その後、同県党委員会書記も兼任し、今回の異動となった。

記事は今回の人事異動について、「自動車暴走事件の起きた場所」と伝えるにとどまり、具体的な関連性については言及していない。これまでの報道によると、珠海市も8日に市長の辞職と公安局長の解任が発表されており、いずれも自動車暴走事件の責任を取るためのものとみられる。(編集・翻訳/川尻

※記事中の中国をはじめとする海外メディアの報道部分、およびネットユーザーの投稿部分は、各現地メディアあるいは投稿者個人の見解であり、RecordChinaの立場を代表するものではありません。

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