中国最大手のECサイト「淘宝（タオバオ）」がこのほど、2024年の「帯貨女王」ランキングを公開。新作ドラマでの衣装が大きな話題を集めた女優チャオ・ルースー（趙露思）がトップとなった。

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「帯貨」とは商品販売における影響力と促進力を示す言葉だが、「帯貨女王」ランキングは女性タレントや人気インフルエンサーを対象に、今年の販売実績を比較したもの。チャオ・ルースーはドラマ「ひそかな恋模様は曇りのち晴れ」の影響でトップに立った昨年に続き、2年連続トップとなった。

チャオ・ルースーは今年、最新作のドラマ「許我耀眼」での着用衣装やアクセサリー、小物類が注目を浴び、撮影現場で撮られた写真から次々にヒット商品を生み出した。また、パリ五輪の聖火ランナーを務めた際、現地で着用したワンピースは販売量が500万枚を突破。最近でも、撮影中のドラマ「恋人」で着用していた920元（約2万円）カーキ色のフーデッドコートがあっという間に完売する人気となっている。

なお、ランキング2位はユー・シューシン（虞書欣）で、中国のSNS・微博（ウェイボー）などSNSで披露するファッションに加え、今年のヒット作となった時代劇ドラマ「永夜星河」の衣装を再現した漢服も人気に。3位はドラマ「玫瑰的故事」で着用衣装が注目を浴びたリウ・イーフェイ（劉亦菲）だった。

なお、4位以下には、ヤン・ミー（楊冪）、ジュー・ジンイー（鞠婧禕）、バイ・ルー（白鹿）、チャオ・リーイン（趙麗穎）、ティエン・シーウェイ（田曦薇）ら人気女優が並んだ。

これとは別に、ドラマ・映画・バラエティー番組などの着用衣装の売り上げを対象にしたランキングでは、「玫瑰的故事」のリウ・イーフェイが人気トップに。2位はリアリティ番組「中餐庁」シーズン8のユー・シューシン、3位も同じくユー・シューシンで「永夜星河」の衣装に人気が集まっている。（Mathilda）