日本で紛失したイヤフォンの所在地表示が台湾、非難の声が殺到―台湾メディア

Record China    2024年12月22日(日) 14時30分

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SNSに投稿されたある動画を巡って波紋が広がっている。日本人女性が、東京の亀戸でワイヤレスイヤフォンを紛失したのでスマートフォンで所在地を調べたところ、台湾と表示されたという。

台湾では、日本語教師のNao(ナオ)さんがSNSに投稿した動画を巡って波紋が広がっている。動画は日本のテレビ番組の一部とみられ、登場した日本人女性が、東京の亀戸でワイヤレスイヤフォンを紛失したのでスマートフォンで所在地を調べたところ、台湾と表示されたと紹介した。台湾メディアの聯合新聞網が伝えた。

NaoさんはSNSの「Nao.閙日語(ナオ.ナオ・リーユー=ナオ.日本語でにぎやかに)」というアカウントで動画を紹介した。日本語学習を念頭に置いたものらしく、動画で出て来る日本語の意味や言い回しの特徴を紹介する文字を添えた。ただし、台湾人ユーザーはむしろ、動画の内容に注目した。

動画に登場した女性は、東京の亀戸で、使っていたワイヤレスイヤフォンのAirPods(エアポッズ)を紛失したと紹介。同製品には、ひも付けられたiPhone(アイフォン)を使って所在場所を調べる機能がある。その機能を使ったところ、所在場所は台湾の地図内だった。

同女性はさらに、台湾で地震があった際に「私のAirPodsを持っている人は元気だろうかと心配になって、再び位置を確認したところ、普通にゴルフ場で遊んでいたんですよ」と紹介した。

Naoさんの投稿に対しては、「ゴルフをするお金はあるのに、イヤフォンを買うお金はないのか」「日本で物を盗んだなんて恥ずかしい」「ゴルフができるのにイヤフォンを盗む…言葉もない」「言葉もない…恥ずかしい。外国にまで恥をさらして…でもってバレちゃった」など、他人のイヤフォンを自分のものにした人物を非難し、台湾人として恥ずかしいとするコメントが相次いだ。

ただし、「もしかしたら、台湾でそれは盗品だと知らずに買ったのかも」「中古品として転売されて台湾に来た可能性もある」などと、台湾人がそのイヤフォンを持っていたとしても、その台湾人はむしろ被害者である可能性があると主張する投稿も寄せられた。(翻訳・編集/如月隼人

※記事中の中国をはじめとする海外メディアの報道部分、およびネットユーザーの投稿部分は、各現地メディアあるいは投稿者個人の見解であり、RecordChinaの立場を代表するものではありません。

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