Record China 2024年12月19日(木) 16時0分
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18日、日本華僑報網は、福岡県北九州市で発生した中学生殺傷事件に関する文章を掲載した。写真は北九州市。
2024年12月18日、日本華僑報網は、福岡県北九州市で発生した中学生殺傷事件に関する文章を掲載した。
文章は、北九州市小倉南区のファストフード店で14日に15歳の中学生2人が刃物で刺され、女子生徒が死亡し、男子生徒が負傷したと紹介。事件は被害者家族に深い悲しみをもたらしただけでなく、地域全体に不安な雰囲気を広げ、市が児童・生徒の安全を確保するための措置を講じたことを伝えた。
その上でこの事件について「公共の安全に対する警鐘を鳴らした」とし、日常的に利用されるファストフードでの事件が日本の社会全体に大きな心理的衝撃を与え、人びとに安全管理の重要性を再認識させたと伝え、政府や関係機関が社会の治安を強化し、公共の場所での安全対策を向上させ、市民の安全を確保する必要があると指摘した。
また、事件自体は学校の外で起きた、被害者が中学生であることから学校環境への影響は深刻であるとの見方を示した。そして、事件を知って強い不安を感じた児童や生徒の多くが翌日の登校を控えたことも鑑み、学校が心理カウンセリング体制を整えるなどして子どもの感情を落ち着かせ、心理的な健康を守るかが、喫緊の課題になるとも論じたほか、家庭、学校、社会が一体となって子どもの安全確保に努力する必要もあるとした。
文章は、現代の忙しい生活の中で、身近な危険に対する警戒心を見失いがちだと指摘した上で「この事件から教訓を得て、公共安全の向上、学校安全体制の整備、市民の安全意識と自己防衛能力の向上に努めるべき。そうすることで、すべての子どもが安全で健康的な環境で成長できるようになる」との考えを示した。(編集・翻訳/川尻)
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