CRI online 2024年12月17日(火) 20時30分
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貴州省遵義市綏陽県双河洞ジオパークの洞窟内で研究者が再び1体のジャイアントパンダの化石を発見しました。
中国南西部の貴州省遵義市綏陽県双河洞ジオパークの洞窟内で、このほど研究者が再び1体のジャイアントパンダの化石を発見しました。これは双河洞でこの20年余りの間に発見された47体目のパンダの化石です。
貴州省綏陽の双河洞は「アジアで最も長い洞窟」と呼ばれています。最新の科学調査の結果によると、100以上の洞窟が互いにつながっており、その全長は437キロを超えることが分かっています。貴州科学院山地資源研究所の王徳遠アシスタント研究員によると、これらの洞窟からは2003年から現在までに、計47体のパンダの化石が相次いで発見されています。その内の一部の化石は洞窟内のある地域に集中していますが、サンプリング検査によると、それぞれ異なる時期に属するもので、10万年以上前の化石もあれば、最も近いものでは約千年前のものもありました。最も古いものはおそらく10万2000年以上前のもので、大部分は3万年から1万年以上前までさかのぼることができます。最も新しい1体は宋・元代のもので、800年以上前から900年ぐらい前のものだと推測されています。
パンダの遺骨がなぜ洞窟内にあったのかについて、王さんは、「これらの化石の年代は、地球上で最も寒かった時期とされる最終氷期に集中している。パンダが洞窟に入ったのは寒さをしのぐためであり、天敵を避ける目的か、あるいは音に頼って地下の水源を探っている際に洞窟の立て坑に落ちてしまった可能性もある」と分析しています。(提供/CRI)
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2024/12/17
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