「優等生食事エリア」設置し物議、成都の学校がおわび―中国

Record China    2024年12月18日(水) 18時0分

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中国四川省成都市の石室成飛中学は17日、同校が「優等生食事エリア」を設けたとする情報がネット上で拡散し物議を醸したことを受け、「良くない影響を与えたことについて深くおわびします」とする声明を発表した。

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中国メディアの九派新聞によると、中国四川省成都市の石室成飛中学(中国の中学は日本の中学・高校に相当)が高1の「優等生食事エリア」を設けたとする情報がネット上で拡散し物議を醸した問題で、同校は17日、「良くない影響を与えたことについて深くおわびします」などとする声明を発表した。

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声明によると、12月の試験で優秀な成績を収め成績の伸びが顕著だった生徒に褒賞として食事を提供するため16日の昼食時に1回限りで同エリアを設けたもので、普段はそのような区分けはしていないという。


学校側は「生徒のやる気を引き出す方法について考えが行き届かず、それによる良くない影響への認識が不足していました」などとし、「このことを戒めとして深く反省し、正しい育人(人を育てる)理念を堅持し、心温かく実務的な対応をとり、生徒一人一人の健全な成長に配慮してまいります」とした。(翻訳・編集/柳川)

※記事中の中国をはじめとする海外メディアの報道部分、およびネットユーザーの投稿部分は、各現地メディアあるいは投稿者個人の見解であり、RecordChinaの立場を代表するものではありません。

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