2024年12月16日、中国メディアの瀟湘晨報は、天津市にある学校の天井が崩落する事故が発生したことを報じた。

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記事は、中国のネット上で16日、天津市浜海新区開発区にある高校で教室の天井が崩落する様子を捉えた動画が拡散して注目を集めたと紹介。動画を公開したネットユーザーの話として「当時生徒たちは食事中で教室にいなかったため、事故による死傷者は出ていない」と伝えた。

また、同開発区応急管理局の関係者が「教室の天井が崩れたという情報は得ているが、詳細については分からない。死傷者はないようだが、授業再開の見通しや事故原因については分からない。現地の行政や教育当局が介入して処理を行っているところだ」とコメントしたことを紹介している。

ネット上で公開された動画の日付は今月12日午後6時40分ごろで、動画からは照明が消えて暗くなった教室で天井板の大部分が抜け落ち、天井板を支えていたとみられるフレームのようなものがぶら下がっている様子が見て取れた。記事によれば、校舎は今年使用開始されたばかりだったという。

この件について中国のネットユーザーは「もし教室に生徒がいたら大変なことになっていた」「施工の監督、受け入れ検査の監督、日常点検。どれか一つでもちゃんとできていれば、できたばかりの校舎でこんな事故は起こらない」「前に爆発事故があったのもこの辺じゃなかったっけ」「事故発生から公開まで4日かかったという点から、裏で何らかの圧力があったことがうかがえる」「けが人もいなかったことで、あっという間に『なかったこと』にされそう」「で、一体誰がこの問題の責任を負うのか」といった感想を残している。（編集・翻訳/川尻）