CRI online 2024年12月16日(月) 21時30分
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山西省大同市の西の郊外に位置する世界文化遺産・雲岡石窟の第6窟と第12窟の保護作業が完了し、16日に一般公開が再開されました。
中国北部、山西省大同市の西の郊外に位置する世界文化遺産・雲岡石窟の第6窟と第12窟の保護作業が完了し、16日に一般公開が再開されました。
雲岡石窟は今から1500年以上前の北魏時代に造営されたもので、現存する主要な石窟は45カ所、5万9000体余りの彫像が彫られており、当時の世界最高レベルの彫刻芸術を体現しています。
第6窟は雲岡石窟中期を代表する洞窟で、雲岡石窟の中では最も規模が大きく、造作も最も整っており、最も豊富な内容と、最も繊細な彫刻を備え、保存状態も最も良い洞窟の一つでもあります。2023年11月28日に閉鎖されて以来、洞窟調査と保護作業が行われていました。約1124平方メートルの広さにわたる調査の結果、計407カ所に及ぶさまざまな劣化や破損が発見されました。保守と修繕の結果、期待される保護の効果が上がり、一般開放再開の条件を満たしました。
第12窟は2024年11月11日に閉鎖された後、デジタル化による保護作業が行われました。第12窟には当時の天竺や中原地域のさまざまな楽器計14種類50点が集中的に描かれており、北魏時代の音楽や舞踊の研究、また中国と海外の音楽史を研究する上で貴重な実物資料となっており、「音楽の石窟」とも呼ばれています。(提供/CRI)
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2024/12/16
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