「グローバル開発報告2024」の発表会が最近、北京で開催されました。参加者たちは、中国がグローバルな開発事業の推進に果たした貢献を高く評価し、中国が提唱する「グローバル発展イニシアチブ」が各国の発展への要望に応え、国連の持続可能な開発のための2030アジェンダ（SDGs）を軌道に戻す助けになるとの認識で一致しました。

これについて、外交部の毛寧報道官は13日の定例記者会見で、「『グローバル開発報告』の発表は、グローバル発展イニシアチブを実行に移す重要な取り組みの一環である。これは中国の関連機関による3回目の年次報告書であり、開発を重視する国際的な共通認識を結集し、グローバル開発の課題に対応するためのアイデアや協力の道筋を探ることを目的としている」と述べました。

毛報道官はまた、「グローバル発展イニシアチブが提唱されてから3年以上が経ち、資源調達、メカニズム構築、協力推進の分野で着実な進展を遂げた。これまでに約200億ドル（約3兆円）の開発資金を動員し、1100以上のプロジェクトが多くの国々の人々に利益をもたらした。また、80以上の国が『グローバル発展イニシアチブ友好グループ』に参加している。世界最大の発展途上国として、中国は各国と協力を深め、国連の持続可能な開発のための2030アジェンダの実行を推進し、より多くの国の人々に恩恵をもたらしたいと願っている」と語りました。（提供/CRI）