カリブ海の島国ハイチで、ギャングによる民間人襲撃事件が続いています。中央広播電視総台（チャイナ・メディア・グループ/CMG）の記者によると、現地時間11日時点で犠牲者は300人近くに達し、60人近くが拉致されたとのことです。

ハイチでは治安情勢が悪化してギャングが横行しており、首都ポルトープランスのスラム街では6日と7日、大規模な暴力事件が発生しました。国連によると、事件により高齢者127人を含む184人が死亡しました。ハイチの民間組織「統合・和解のための全国連合（UNIR）」によると、ギャングのボスが、地元住民が彼の子どもに呪いをかけて病気にして死亡させたと考えたことが事件の発端となり、住民に対する攻撃が行われました。（提供/CRI）