中国から贈られたパンダ「安安」「可可」の一般公開開始―香港

人民網日本語版    2024年12月10日(火) 13時30分

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香港で中国から贈られたパンダ「安安」「可可」の一般公開が開始した。

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中国から香港に贈られた3ペア目となるパンダ「安安(アンアン)」と「可可(ココ)」は9月26日に香港へ移送され、隔離検疫を経て、新しい環境にも順応。2カ月以上たった12月8日に一般公開された。小春日和となった当日、一般公開を首を長くして待っていた市民が香港海洋公園(オーシャンパーク)に大勢押し寄せた。こうして香港と中国大陸部のパンダを通じた「絆」を示す歴史に新たな1ページが刻まれた。新華社が伝えた。

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同日午前9時半ごろ、海洋公園の前には開園を待つ大勢のパンダファンが長蛇の列を作った。そして、開園と同時にパンダファンが園内になだれ込み、パンダファミリーに新たに加わった「安安」と「可可」のもとに向かった。

香港海洋公園は15分ごとに約150枚に制限した入場券を配る措置を実施したほか、観覧時間も10分に制限。誘導スタッフも配置した。開園から約30分後には、午後2時までの入場券の配布が終わってしまうほどの人気ぶりとなった。


多くの人の心を癒してくれるパンダは世界各地の人々の心をわしづかみにしている。ある米国人は「パンダを見るのは初めて。『安安』と『可可』の性格の特徴ははっきりしており、ここでの暮らしが快適なのも見てとれる。すっかり2頭のファンになった。香港にいる間に香港海洋公園にまた来て2頭を見たい」と話した。

香港海洋公園によると、「『安安』と『可可』はすでに広東語で話しかける指示を理解できるようになっている。飼育員は広東語で『安安』、『可可』と呼びかけている。2頭は食欲旺盛で、1日当たり約10キロのエサを食べ、おやつを食べることもよくある。『安安』が一番好きなのはニンジンで、『可可』が一番好きなのはサツマイモ」だという。(提供/人民網日本語版・編集/KN)

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