中国・青海省の湖を訪れた観光客の女性の顔面にドローンが直撃する動画がネット上に出回り、話題になっている。中国メディアの大象新聞などが8日付で伝えた。

問題の動画には、青く澄んだ水辺に立っていた女性の顔に、画面奥から高速で飛んできたドローンが直撃する様子が映っている。事故の瞬間、女性と、近くで女性を撮影していた交際相手の男性が「うわっ」と声を上げた。

被害に遭った女性・袁（ユエン）さんによると、事故は今年7月に起きた。ドローンのプロペラで顔や首元などに傷を負ったものの、身に着けていた帽子とサングラスで衝撃が若干緩和されたため、大きなけがには至らなかったという。

袁さんは「ドローンの持ち主は特定された」としているが、相手と賠償について話をしているかなど、詳しい状況については明かしていない。袁さんは「今ではドローンの（プロペラの）音を聞くだけで怖い」と話し、ドローンを飛ばす際には注意してほしいと呼び掛けている。

中国のネットユーザーからは「怖すぎる」「見てるだけで痛そう（涙）」「もし動脈が切れていたらどうなっていたことか」「サングラスをしてなかったら失明していたかもしれない」「こういう時はすぐに警察に通報すべき」「絶対に賠償を請求すべきだ」「ドローンも免許制にすべきだ。そうしないとまた同じような事故が起こる」「これが低空経済（高度1000m以下のドローンを用いた配送、農業、撮影などの経済活動）だ（笑）」といったコメントが寄せられている。（翻訳・編集/北田）

pic.twitter.com/63wqQgInYr

— 中国動画 (@RC00547555) December 9, 2024