台湾メディアの中国時報によると、台湾交通部が目標に掲げている今年の訪台客1000万人は達成できないことが確実な情勢だ。

観光署によると、今年の訪台客は11月12日に昨年の総数である649万人を突破し、12月3日時点で700万人超。台湾の旅行業界団体、中華両岸旅行協会の許晋睿理事長によると、中国からの客が来ないため目標未達は想定内だ。

国・地域別では日本が最も多く約118万人。次いで香港・マカオが約116万人、韓国が約90万人、米国が約60万人。

今年の訪日台湾人数は9月までで456万人を突破し、通年では600万人を超えるとみられ、日本に対しての「観光赤字」は約500万人と大きい。（翻訳・編集/柳川）