中国メディアの環球時報によると、フランスメディアのウエスト・フランスは3日、「1カ月未満の滞在を計画しているなら、今が中国を訪れるベストタイミングである理由」とする記事を掲載した。

記事はまず、「次の旅行は中国へ行ってみてはいかが？この国を訪れることがさらに身近になった」とし、中国が11月30日からもともと15日以内だったビザなしの滞在可能期間を30日以内に延長したことを取り上げた。

そして、「この取り組みの背景には、コロナ禍で大きな打撃を受けた観光部門を復活させたいという政府の願望がある。ビザなしで滞在できる期間を2倍にすることで、より多くの観光客を呼び込むだけでなく、経済的、文化的交流も促進したいと考えている」と伝えた。

記事は「この戦略を観光業界は歓迎している」とし、今年第3四半期（7～9月）に中国に入国した外国人は前年同期比49％増の819万人弱で、うちビザ免除による入国者が同79％増の490万人弱だったことを紹介した。（翻訳・編集/柳川）