Record Korea 2024年12月8日(日) 12時0分
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6日、韓国・世界日報は「3日の非常戒厳当時、国会議事堂に出動した兵士たちは極度の精神的ストレスに苦しんでいた」と伝えた。
2024年12月6日、韓国・世界日報は「3日の非常戒厳当時、国会議事堂に出動した兵士たちは極度の精神的ストレスに苦しんでいた」と伝えた。
「共に民主党」のパク・ソンウォン議員によると、当時、国会に突入した戒厳軍の他に、第9空輸特殊戦旅団の2個大隊も出動し周辺で待機していたという。
第9空輸特殊戦旅団は仁川(インチョン)地域所在。3日午後10時30分に非常招集され、2個大隊がバスで国会へ移動。外郭で待機していたが、戒厳令の解除を受け撤収したという。兵士らは目標が国会だと知らされていなかったといい、「だまされた。北朝鮮のことで出動すると聞いていた」「指揮部にだまされたということが本当に不愉快だった」と語っていたという。
また、戒厳令を非難する国民の声に「部隊全体の雰囲気は最悪だった」「自分たちは映画『ソウルの春』に出てくる反乱軍になったということか」「我々がなぜ、国民から指をさされなければいけないのか」などと、精神的ストレスを感じていたという。
パク議員は「責任者は明らかにして処罰すべきだが、現場で上官の指示を拒否して流血事態を避けた兵士らに対しては慰労と激励が必要だ」と話している。
この記事に、韓国のネットユーザーからは「最強の部隊らしからぬ消極的な対応は、命令に背き市民を守るためのものだったと明らかになれば、むしろ戒厳の流血事態を防いだ賢明な軍人として評価され歴史に残るだろう」「投入された兵士たちが本気でやっていたら、1人もけがをせずに済んでいただろうか?」「現場に行かされた兵士たちは悪くない。命令権者を割り出して罪を問うべきだ。若い兵士たちがストレスで苦しみませんように」「軍人の皆さんは自分を責めないで」「国民はちゃんと分かっている。あなたたちは悪くない」などの声が寄せられている。(翻訳・編集/麻江)
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