4年前に中古で買って住んでいた家、実は殺人・死体遺棄事件があった部屋だった―中国

Record China    2024年12月7日(土) 13時0分

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5日、瀟湘晨報は、4年前に購入した中古住宅が殺人・死体遺棄事件が起きた物件だったことが発覚し、持ち主が憤慨していると報じた。資料写真。

2024年12月5日、中国メディアの瀟湘晨報は、4年前に購入した中古住宅が殺人・死体遺棄事件が起きた物件だったことが発覚し、持ち主が憤慨していると報じた。

記事によると、湖南省長沙市に住む男性・林(リン)さんは20年に仲介業者を通じて上海市浦東新区の中古住宅を300万元(約6300万円)余りで購入した。屋内の装飾を終えて入居し2年間住んだ後、家族が増えて手狭になったことから賃貸に出していたが、今年11月初めに入居者が退去する際に隣人が「以前ここで事件が起きた」と明かしたという。

この物件では20年前に当時の所有者の親戚が、部屋を借りていた女性を殺害して死体を遺棄し、4週間後になってようやく発見されたことが明らかになり、元の所有者が「事故物件」であることを隠していたことも分かった。

林さんが仲介業者に連絡を取ったところ、仲介業者は「知らなかった。関連する仲介スタッフはすでに退職しており、元の所有者にこの件について尋ねるのは失礼にあたるため難しい」と消極的な態度を取り、憤慨した林さんは仲介業者や元の所有者に対して経済的な損失と精神的な損害の賠償を支払うよう求めているという。

仲介業者は取材に対して「もし事故物件であることが分かっていれば、必ず事前に顧客に告知していた。当時、元の所有者がこの事実を明かさなかった。当時の事件の犯人は元の所有者の親族であり、元の所有者が主たる責任を負うべきだ」とした上で、「然るべき賠償をする意思はある。この問題についてまず林さんと話し合うが、われわれとしても林さんが元の所有者を相手取って訴訟を起こすよう勧める。裁判所が責任についてどのように判定し、賠償を命じるかを見守りたい」とコメントした。

一方、当事者とみられる元の所有者については、同メディアの記者が接触を試みるも一向に反応がないという。(編集・翻訳/川尻

※記事中の中国をはじめとする海外メディアの報道部分、およびネットユーザーの投稿部分は、各現地メディアあるいは投稿者個人の見解であり、RecordChinaの立場を代表するものではありません。

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