中国のトランジットビザ免除拡大で外国の動画配信者が増える、「中国旅行」がホットワードに

Record China    2024年12月7日(土) 9時0分

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中国による72・144時間トランジットビザ免除措置の範囲拡大を受け、カメラを持ち中国を散策する外国の動画配信者が増えている。「China Travel(中国旅行」はたちまちホットワードになった。

中国による72・144時間トランジットビザ免除措置の範囲拡大を受け、カメラを持ち中国を散策する外国の動画配信者が増えている、と中国メディアが報じた。China Travel(中国旅行)」はたちまちホットワードになり、電気自動車(EV)、高速鉄道など中国の現代化の成果は外国人客に深い印象を残した。

トランジットビザ免除措置は54カ国の国民が有効なパスポートと指定された時間内の第三国行きの航空券を所持していれば、北京、天津、河北を経由して144時間まで滞在が可能だ。この制度により、観光や短期のビジネス活動を行うことができる。この制度は旅行者に便利な入国手段を提供するだけでなく、よりリアルで生き生きとした中国の姿を世界に発信するのにも役立っている。

北京大興国際空港の出入国管理所は、144時間トランジットビザ免除を利用する外国人旅行者が手続きを迅速かつ効率的に行えるようにするため、入国審査エリア内に専用の申請区域を設置。申請区域には呼び出し機、記入台、待合席が用意されており、さらに外国語に堪能な警察官を配置している。

中国網によると、YouTubeのチャンネル登録者100万人クラスの配信者は、その中国旅行の動画の中で「西側メディアの影響を受け中国に偏見を持つ西側の人が多いが、自分の目で真の中国に迫りたい」と述べた。男性は上海旅行では外灘や静安寺などを巡り、現地の料理を味わった。「中国には非常に悪いステレオタイプなイメージを持っていたが、それがすべて覆された」と話し、中国の友好的な雰囲気と先進的な現代感に驚かされたという。

ニュージーランド在住の英国人フォトグラファーは昨年11月に初めて訪中し、2週間の旅程を立て、広州張家界、桂林などを訪れた。「144時間トランジットビザ免除で旅が楽になり、短期間内に中国の悠久な歴史と人文風情を体験できた。再び中国に戻ることに期待する」と語った。

China Travelについて、中国網は「ネット上で注目の話題になった」と言及。「外国の配信者は中国の別の一面を深く探ることで、中国のステレオタイプなイメージを大きな進歩への模索に変えている」と強調した。

さらに「外国の複数の配信者は取材で、中国とより深い関係を構築することへの願いを伝え、西側の多くの人が自ら中国を訪れ、この誤解された国を目にすることへの期待感を示した」と指摘。「彼らは自身の経験により西側の偏見を打ち砕き、真実の多元的な中国をより深く人々に示そうとしている」とも伝えた。(編集/日向)

※記事中の中国をはじめとする海外メディアの報道部分、およびネットユーザーの投稿部分は、各現地メディアあるいは投稿者個人の見解であり、RecordChinaの立場を代表するものではありません。

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