中国メディアの九派新聞によると、中国新疆ウイグル自治区イリ・カザフ自治州アルタイ地区ブルチン県の市場監督管理局は3日、「スキー場のウオーターサーバーのボトルの水はトイレの水道から給水したものだった」とする動画がネット上に投稿されたことについて説明した。

それによると、ブルチン県の市場監督管理局が文化観光当局と連携して現地で関係者への聞き取りなどを行った結果、動画に映っている場所はスキー場の東エリアのサービスホール1階東側にある清掃用具置場で、トイレではなく、動画に映っているボトルは清掃や植物への水やりなどに使用しているもので、飲料水として使用したことは一度もないことが確認された。

誤解を招いたことを受け、スキー場の運営会社に対し、清掃用具にそれと分かるようなラベルを貼るとともに内部の管理体制を強化して再発防止に努めるよう命じたという。（翻訳・編集/柳川）