吉林省プレスツアー3―朝鮮族が57%、バイリンガルシティー延吉の楽しみ方

CRI online    2024年12月4日(水) 15時50分

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吉林省延辺朝鮮族自治州延吉市は「異国情緒を味わえる街」として人気が高まっています。

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中国は「56の民族が共存する国」と言われますが、実際のところ、中国の人口の約9割は漢族。地方の小さな村を除けば、どの地方都市でも漢族が大半を占めています。

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そんな中、少数民族が人口の半分以上を占めるのが吉林省の延吉市。朝鮮と国境を接する吉林省延辺朝鮮族自治州の中心都市である延吉市は、54万1300人の人口のうち朝鮮族が30万8400人で全体の約57%を占め、近年は「異国情緒を味わえる街」としても人気が高まっています。

この地に住む朝鮮族の人たちは朝鮮語と中国語のバイリンガル。漢族でも朝鮮語ができる人も多く、街中の看板にも中国語と朝鮮語が併記されています。それをまず目にしたのが延吉朝陽川空港の荷物受け取り所でした。


車窓から見える街中の看板もほとんどが2言語。



そんなバイリンガル看板の風景が観光スポットとなったのが、延辺大学の正門の向かいにある「網紅壁(インフルエンサーの壁)」です。


「網紅壁」は長さ150メートル、高さ33メートル。8階建ての商業ビルの中にはレストラン、カラオケ、ミニスーパー、美容クリニックなど70以上の店舗が入っています。外壁に並ぶ中国語と朝鮮語の看板が、まるでネット動画の「弾幕」のようだとSNSで話題になり、延吉市もテコ入れをして看板を整備。いまや延吉観光の人気スポットの一つとなりました。


周囲には朝鮮グルメの屋台も並び、上海や広東から来たという家族連れやグループが夜の延吉を楽しんでいました。


次回は延吉の朝市で見つけた朝鮮族グルメをご紹介します。(提供/CRI

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