中国のショート動画プラットフォーム「快手」に2日、日本の公園を紹介する動画が投稿された。

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この動画は東京都内にある公園の様子を撮影したもので、撮影者は「東京の街角にはこうした小さな公園が無数にある」と切り出してから自身が着目した水飲み場、遊具、公衆トイレの「東京の公園にある3点セット」について一つ一つ説明。手洗いもできるこの公園の水飲み場を紹介する場面では「ほぼすべての公園に水飲み場があり、大人や子ども、さらにはペットまで水を飲むことができる」と伝え、「公園を歩くと特に夏場は誰もがこうしたニーズを持つだろう」と紹介した。

続いて取り上げた滑り台や鉄棒などについては、「すべて鉄製。子どもたちに気に入ってもらおうといろいろな（色の）ペンキが塗ってある。その上、質もとても高い」とコメント。また、滑り台の一部をクローズアップし、「興味深いこと」として「鉄に白いペンキで下塗りがされ、それに黄色いペンキが重ねてあるようだ」「（ボロボロにはげているのがよく見られる中国のペンキと違って）摩擦で色が落ちている。この質は学ぶ価値があると思う」などと伝えた。

カメラはさらに公衆トイレへと進んで「どの公園のトイレもきれいだ。どのように掃除されているのだろうか」と伝え、その後は「多くの公園は防災の機能も備えている」と紹介。カメラが捉えたのは公園内にある「防災資器材格納庫」の文字が記された倉庫で、撮影者は「地震が起きた場合、人々はこの公園に集まって容易に防災物資を手に入れることができる」「こうした細部の考慮に、私は心から感服することがある」とたたえた。

この動画には「日本の街角の至る所で見ることのできる小さな公園にはわれわれがよく分析してみる価値がある」との文章も添えられており、撮影者は「日本の精密な運営ぶりは他の国では到達できないレベル」との考えも示した。（翻訳・編集/野谷）