台湾メディアの聯合報は26日、野球の「ラグザス presents 第3回WBSCプレミア12」で台湾（チャイニーズタイペイ）が優勝した際に涙を流したチアガールに日本のファンからメッセージが殺到し、本人が感動していると報じた。

24日に行われた決勝で、台湾は4-0と日本に完封勝ちした。主要3大会（五輪、WBC、プレミア12）での優勝は初めて。

台湾プロ野球チーム・楽天モンキーズのチアリーダー「楽天ガールズ」の林岱縈（リン・ダイイン）さんは先日、ソロコンサートを終えたばかりで家族と韓国旅行に出かけていたが、台湾が決勝に勝ち上がったため2日前倒しで台湾に戻り、楽天桃園野球場で試合を見守った。

試合終了を待たずに涙を流した林さんの映像がSNSで話題になり、「大変な中で応援してくれてありがとう」「これは喜びの涙かな」「ベテランのチアだから思いもひとしおだろう」といった声が上がった。林さんは「我慢できると思っていたけど、表彰式でチームがトロフィーを掲げるのを見て涙が止まらなくなった」と語った。

また、台湾を訪れていた日本人のファンから「初めて台湾に来ました。日本チームを応援しに来たのも岱縈に会うためです。また会いましょう」と書かれた直筆の手紙をもらったほか、多くの日本人ファンからSNS上で多数のメッセージをもらったことを明かし、「また我慢できずに泣いてしまいました。泣きながら翻訳ソフトで何が書かれているか、どうやって返信したらいいかを調べています」と説明。「台日友好のために、日本語を勉強しに行きます」と宣言した。（翻訳・編集/北田）

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