Record China 2024年11月26日(火) 11時0分
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中国が今月30日から日本への短期ビザ免除を再開することについて、外交部報道官の記者への「返答」が話題になっている。
24日の会見で日本の記者から「中国がここに来て態度を変化させ、一方的にビザを免除した理由は何か」との質問が出た。退役軍人でブロガーとして活動する「品茶説酒」氏は「これは挑発的な質問だ」と断じ、「この記者が求めている回答は簡単で、中国側がわずかでも譲歩や妥協の意思を示せばそこをつつき、拡大して大々的に宣伝し、中国側が日本側に『お願いをした』という雰囲気を作り出すのだ」と批判した。
一方で、外交部の毛寧(マオ・ニン)報道官がこの質問に対し「中国側は終始、国内外の人的往来の利便性を非常に重視している。もちろん日本側にも、われわれと同じ方向に進み、両国の人的往来の利便性向上に共に努力することを望む」と回答したことについて、「日本側は目測を誤った。わが外交部の対応は簡潔で率直だった」と称賛した。
中国のネットユーザーからは「その通りだ。よく言った!」「日本っていうのは本当に悪い」「笑える。別に日本に対してだけビザを免除しているわけではない。すでに多くの国に対して行っている。日本の記者はレベルが低すぎる」「こっちはいつでも(ビザ免除を)取り消せるんだぞ」といった声が上がった。
一方で、「(中国側が)強がってるだけ」「(中国側は)何を言っても自分たちに理があると思ってるんだろう。笑える。自分たちに実力がないのは明らか。他人はわれわれの家に入れるが、われわれは相手の家に入れない。本当に恥」「これは確かに中国側が譲歩したのだろう。一方的なビザ免除に、釣魚島(尖閣諸島)のブイ移動。そしておそらく(日本産)水産品の輸入も再開される」などの声も。
このほか、「片思い(一方的なビザ免除)する必要あるのか?」「日本鬼子にだけはビザ免除するな」「鬼子を国内に引き入れようとするとは、国内に反逆者が浸透しているようだ」「自国人の感情を傷つけるようなことをするな」「大局がどうだとかは知らんが、祖先らは敵がわが国の土地を踏むことをお許しになるのか」など中国政府の姿勢に反発する声が多く上がる一方、「中日は友好を目指すべき」「問題はあっても人的な往来は必要」などの意見も見られた。(翻訳・編集/北田)
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