日本の観光業復興に中国人観光客が顕著な貢献―華字メディア

Record China    2024年11月28日(木) 9時0分

拡大

22日、日本華僑報網は「中国人観光客が日本の観光業回復に大きく貢献している」とする記事を掲載した。写真は成田空港。

2024年11月22日、日本華僑報網は「中国人観光客が日本の観光業回復に大きく貢献している」とする記事を掲載した。

記事は、日本政府観光局(JNTO)が発表した10月の訪日観光客数が331万2000人で単月として過去最高を更新し、このうち韓国人観光客が73万人余りで最も多く、中国人観光客が58万2800人でこれに続いたと紹介。また、1〜10月の累計でも3019万2600人となり、新型コロナ前の2019年に記録した3188万人の年間最多記録も更新する見込みであることを伝えた。

10月の統計を見ると、韓国や台湾、英国、香港といった国・地域の訪日観光客数は19年に比べて大きく増えており、特に韓国は約3.7倍となった一方、中国本土からの観光客は19年に比べて20%少なく、新型コロナ前の水準に戻っていない。それでも記事は日本のインバウンド観光業回復において「中国人観光客が特に注目されている」との見方を示し、「単に数字の成長だけでなく、感情が深まり、日中両国の文化の懸け橋に新たな基礎を築いた」と評した。

記事はさらに、「中日両国が長きにわたり育んできた文化交流の絆は観光を通じてさらに強く、そして多彩なものとなった。日本がその独特な魅力で中国人観光客を呼び込むとともに、中国人観光客の訪問により日本の観光は豊かになっている。この国境を越えた友情はますます深まっていく」とし、今後ますます多くの中国人観光客が日本を訪れ、日本側もオープンかつ寛容な姿勢で迎え入れることで両国民の友好が一層深まるだろうとの考えを示した。(編集・翻訳/川尻

※記事中の中国をはじめとする海外メディアの報道部分、およびネットユーザーの投稿部分は、各現地メディアあるいは投稿者個人の見解であり、RecordChinaの立場を代表するものではありません。

この記事のコメントを見る

ピックアップ



   

we`re

RecordChina

お問い合わせ

Record China・記事へのご意見・お問い合わせはこちら

お問い合わせ

業務提携

Record Chinaへの業務提携に関するお問い合わせはこちら

業務提携