中国ドラマ「永夜星河」が12月15日に番外編のスペシャルコンテンツを配信スタートすることになり、その配信日を巡って不満の声も聞かれている。

ユー・シューシン（虞書欣）とディン・ユーシー（丁禹兮）が主演のファンタジー時代劇ドラマ「永夜星河」は11月1日に動画配信サービス・騰訊視頻（テンセント）でスタートし、このほど最終話の配信を終えた。回を重ねるごとに人気が高まり、有効再生回数はすでに220億回を突破。ユー・シューシンとディン・ユーシーの中国のSNS・微博（ウェイボー）フォロワー数もそれぞれ100万人、200万人と激増している。

「永夜星河」番外編となるスペシャルコンテンツ「閃耀的恒星」は、ユー・シューシンとディン・ユーシーに加え、メインキャストのジュー・シューダン（祝緒丹）、ヤン・シーゾー（楊仕澤）の4人が中国南部の離島へ行き、さまざまなチャレンジをする2泊3日のバラエティー旅番組。本来はドラマの配信終了直後にスタートするはずだったが、12月15日からの配信に変更された。

ワン・ホーディー（王鶴棣）主演の話題作ドラマで、昨年のクランクアップ以降、ファンが長らく配信を待っていた「大奉打更人」も現在、同じ騰訊視頻で12月15日にスタートと予想されている。「閃耀的恒星」の急な変更は話題性を高めるための意図的な操作ではないかと見る人が多く、「永夜星河」とワン・ホーディーのどちらのファンからも不満の声が上がっている。

ユー・シューシンとワン・ホーディーは2022年にヒットしたファンタジー時代劇「蒼蘭訣～エターナル・ラブ～」に主演し、「棣欣引力カップル」の愛称で多くのファンを獲得。それだけに話題を奪い合い、数字を競う関係になるのは残念だとの声も聞かれている。（Mathilda）