殺人犯が出所後、被害者宅の前に宴席設け祝いの爆竹鳴らす―中国

Record China    2024年11月21日(木) 22時0分

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中国・四川省綿陽市で、殺人犯が出所後に被害者宅の前で祝いの爆竹を鳴らす出来事があった。

中国・四川省綿陽市で、殺人犯が出所後に被害者宅の前で祝いの爆竹を鳴らす出来事があった。中国のポータルサイト・捜狐の映像アカウント・捜狐視頻などが20日付で報じた。

20年前に父親を殺害されたという李(リー)さんによると、先日、刑期満了で出所した犯行首謀者が李さん宅の前に18卓の宴席を用意し、親戚や友人ら180人を招待。レッドカーペットを敷いて、祝いの爆竹を鳴らした。李さんはこれに抗議するため、家の前にテーブルを置いて父親の遺影を掲げ、香をたいたという。

父親は李さんが15歳の時に、隣人である犯人らにガソリンをかけられ、火を点けられて殺害された。父親の遺体はなんとか形を保っているだけのひどい状態だったという。李さんは「まさか相手が自分の家の前で笑いながら出所を祝うとは思わなかった」と怒りをにじませた。

また、「(李さんの)父親が殺害されるような悪いことをしたのでは」とのネット上の憶測について、李さんは「親戚と犯人が口論していた時に、父親が親戚の味方をしたため、相手が一方的な恨みを抱いて父親を殺害した」と経緯を説明した。

現地政府は「現場で制止し、教育を施した」とし、派出所が専門グループを立ち上げて双方の調停に当たっているという。

中国のネットユーザーからは「これはひどすぎる」「なんという挑発行為だ」「怖い」「殺人犯がこんなに傲慢だとは。全く更生していない」「20年の鉄柵が彼(犯人)を後悔させることはなかったようだ。もう一度刑務所に送ってやった方がいい」「人を殺害しておいて出てこられるとは。この地方ではまた被害者が出る可能性がある」「今からでも死刑に」「命を奪ったら命をもって償うべき」といった声が上がっている。(翻訳・編集/北田

※記事中の中国をはじめとする海外メディアの報道部分、およびネットユーザーの投稿部分は、各現地メディアあるいは投稿者個人の見解であり、RecordChinaの立場を代表するものではありません。

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