卓球男子の張本智和（21）が中国の記者からお薦めの食べ物を聞かれ「博多ラーメン」を挙げた。

20日に行われたWTTファイナルズ福岡の男子シングルスで、世界ランク7位の張本は同5位で過去1勝6敗と相性の悪い中国・梁靖崑（リアン・ジンクン）（28）と対戦し、3-1で勝利。ベスト8進出を決めた。

中国メディアのインタビューで試合展開などについてコメントした後、記者から最後に「中国から来ている観客もたくさんいますが、現地（福岡）の一番おいしい食べ物を一つ薦めるとしたら？」と聞かれると、「福岡…うーん」と少し悩み、「やはりラーメンでしょう」と回答。「博多のラーメンは日本でも有名ですし、昨日の夜に僕も食べました（笑）。ラーメンがとてもおいしいと思います」と答えた。

中国のSNS・微博（ウェイボー）では「張本智和が博多ラーメンをお薦め」がトレンド入り。中国のネットユーザーからは「私も博多ラーメン大好きだよ」「私も本場の博多ラーメンを食べてみたい」「ラーメンは普通。鍋がおいしかった」「こういうこと聞くのってすごく中国人記者らしいな」「たぶん、記者が個人的に聞きたかったんだろう」といったコメントが寄せられた。

また、インタビューで、最近好調が続いている理由について聞かれ「パリ五輪後に3日だけ休んですぐにトレーニングを始めた」と答えたことについて、「誰かさん（※世界ランク1位の王楚欽（ワン・チューチン）。五輪後の大会で早々に敗退することが続き、批判の的になっている）は敗戦の原因をしっかり休めなかったことと言ってたな」「張本が若くしてトップランカーになり、それを維持し続けているのは、絶えず練習して、試合をこなしているから」「彼は本当に努力している」などのコメントが寄せられている。（翻訳・編集/北田）