サッカー中国代表は19日に福建省アモイの白鷺体育場で行われる2026年ワールドカップ（W杯）アジア最終予選グループCの第6節で日本代表と対戦する。

中国の著名サッカーサポーター「退銭哥」こと何勝（ホー・ション）氏は19日、自身のSNS・微博（ウェイボー）を更新し、日本代表を応援する一部の中国人に苦言を呈する映像を投稿した。

何氏は、日本代表が宿泊しているホテルの前で中国語で「ニッポン頑張れ」「また7-0で（勝って）」などと声援する人もいるとした上で、「日本のスター選手が好きという人がいるのも理解できるが、（中国代表と対戦する際には）分をわきまえてほしい」「国益は一切のアイドルに優先する」などの考えを示した。

何氏の投稿について、ウェイボー上では「三姓家奴（裏切り者のこと）は昔からいるからな」「これは単なるスポーツの試合で、国益を持ち出すのはどうかと思う。誰を応援するかは個人の自由だ」などと賛否両論が飛び交っている。（翻訳・編集/柳川）