中国の俳優チョン・イー（成毅）が主演を務める新ドラマ「長安二十四計」が17日、浙江省にあるテレビや映画の撮影地・象山影視城で静かにクランクインしたと報じられた。

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5月に主演武侠ドラマ「赴山海」がクランクインした際には、大勢のファンが集まりスケール感満載のセレモニーとなり、本番撮影では現場の様子が毎日のようにネットに投稿され、オンラインとオフラインでドラマを応援する動きが見られていた。

しかし、「長安二十四計」になると流れが一変。ファンが集まりやすい横店影視城と違って、象山影視城には大勢が集合できる場所や撮影に便利なスポットがないもようだ。加えてドラマの公式アカウント上ではチョン・イー以外の出演陣の名前を伏せるなど、具体的な情報や制作進行などが外部に漏れないよう徹底的に構えていく姿勢だ。

情報が少ないだけにネットではさまざまな臆測が飛び交い、10月時点で俳優パン・ユエミン（潘粤明）、チェン・ミンハオ（陳明昊）、リウ・イージュン（劉奕君）のほか、若手女優レン・ミン（任敏）らの出演が決まったと伝えられたが、この頃になると、ユー・ホーウェイ（于和偉）、ワン・ジンソン（王勁松）、ニー・ダーホン（倪大紅）、ジョウ・チー（周奇）、ヤン・ユートン（楊雨潼）に変わったと、情報が錯綜（さくそう）している。

さらに、中国SNSの微博（ウェイボー）上のチョン・イーの公式アカウントからもいまだに出演を報告する投稿が見られず、「チョン・イーの出演さえあやふやな状況」とささやかれている。ドラマ側の徹底ぶりでファンの困惑はしばらく続きそうだ。（翻訳・編集/RR）