中国当局「過去に問題あるタレント」をテレビ締め出し、薬物や買春の増加が原因?―中国

Record China    2014年9月18日(木) 12時40分

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17日、中国メディアを統括する国家広播電影電視総局(広電総局)が、「過去に問題のあったタレントを起用しない」よう、テレビ各局に通知を出したことが明らかになった。写真は歌手の李代沫。

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2014年9月17日、中国メディアを統括する国家広播電影電視総局(広電総局)が、「過去に問題のあったタレントを起用しない」よう、テレビ各局に通知を出したことが明らかになった。捜狐網が伝えた。

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今月16日、著名映画評論家・李星文(リー・シンウェン)氏が明らかにしたもの。広電総局がこのほど国内のテレビ各局に対し、「過去に問題のある監督・プロデューサー・タレントが、ドラマや番組に関わるのは慎重に考慮すべき」との内容を、電話により通知した。捜狐網が各局に問い合わせたところ、通知があったのは事実。ただし、広電総局からの正式文書としては届いていないという。

中国の芸能界では、薬物や女性問題などスキャンダルが頻発している。最近だけでも、歌手の李代沫(リー・ダイモー)はじめ、俳優ジェイシー・チャン(房祖名)やチャン・モー(張黙)といった二世タレントの薬物逮捕、有名な映画監督ワン・チュアンアン(王全安)の買春騒動などが発生したばかりだ。

この広電総局からの「テレビ締め出し」通知について、その理由や開始時期、さらにどのような「問題」が対象になるのかなど、詳細については分かっていない。しかし、過去に何らかの問題を起こしたタレントが復帰後、身動きがしにくくなるのは必至とみられている。(翻訳・編集/Mathilda)

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