Record China 2024年11月17日(日) 21時0分
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13日、中国のポータルサイト・捜狐に、日本のアニメ「呪術廻戦」においてトップクラスの強さを誇る5つの術式について考察した記事が掲載された。写真は呪術廻戦。
2024年11月13日、中国のポータルサイト・捜狐に、日本のアニメ「呪術廻戦」においてトップクラスの強さを誇る5つの術式について考察した記事が掲載された。(本記事はネタバレを含みます)
記事はまず、「両面宿儺(りょうめんすくな)の『伏魔御厨子(ふくまみづし)』は強大な威力を誇り、多くの敵を圧倒しているが、実際の術式自体はそこまで強力ではなく、宿儺が使うことで強力に見えているにすぎない。もし10点満点で評価するとしたら、7点程度だろう。実際、五条悟(ごじょうさとる)も『伏魔御厨子は無下限呪術(むかげんじゅじゅつ)には及ばない』と評価している」と言及した。
また、「虎杖悠仁(いたどりゆうじ)が使う御厨子も宿儺のものとはまるで異なるのが分かり、斬撃は直線的で機動力に乏しく、術式の応用力も限られている」とし、同記事の筆者が独自に満点だと考える術式を5つ紹介した。
1つ目は「超人(コメディアン)」だとし、「『呪術廻戦』に登場する高羽史彦(たかばふみひこ)が持つ、自分が面白いと思うことを現実化する術式。この術式の設定は無敵に近く、もし高羽が『宿儺が死ぬ姿は面白い』と思えば、宿儺はその通りに死んでしまうかもしれない。ただし、高羽自身はこの能力に気付いておらず、純粋にお笑い芸人としてのみ行動している。この『気付かない』という設定が原作者・芥見下々(あくたみげげ)氏の秀逸な工夫だ」と評した。
2つ目は「空」を操る術式(正式名称不明)だとし、「烏鷺亨子(うろたかこ)の術式は、術式そのものだけ見ても間違いなくトップクラスだ。まず、この術式は非常に柔軟で、自在に飛び回り、空間を自由に行き来できる。たとえば、ある瞬間に遠くであなたをからかっているかと思えば、次の瞬間には空間を裂いて目の前に現れ、無防備な一撃を見舞うこともできるのだ。この一撃は相手の防御を無視して通るため、相当厄介だろう。宿儺の空間を裂く攻撃も実は亨子から学んだものではないかとさえ思えるほどだ。また、この術式にはダメージを転移する力もあり、乙骨憂太(おっこつゆうた)がこれをコピーしてうまく使いこなしている」と述べた。
3つ目は「模倣(コピー)」だとし、「乙骨は他者の術式を模倣、つまりコピーできる術式を持っている。『NARUTO-ナルト-』のはたけカカシや『HUNTER×HUNTER』のクロロ=ルシルフルのように、他者の技をコピーする能力はどのアニメ作品でもトップクラスだ。乙骨の『模倣』は、ほぼすべての術式をコピーできる力を持ち、対象者の体の一部を取り込むことで発動する。さらに、この術式は成長する特性を持ち、コピーした術式の種類が蓄積されていくため、最終的には非常に強力で恐ろしい能力へと発展していく可能性がある」と論じた。
4つ目は「無下限呪術」だとし、「この術式については説明不要だろう。特級以下の呪術師は五条悟に触れることさえ不可能で、宿儺のような最強クラスでさえ、領域展延を使い、近接戦で勝負するしかない。ただし、『無下限呪術』にも使いこなすために五条が保有する特別な眼・六眼(りくがん)の必要性が高いという欠点がある。もし五条家の者が皆六眼を持っていたらどうだろう?さすがの宿儺も恐れおののき、進んで自身を呪物に変えようとするかもしれない」と考察した。
5つ目は「十種影法術(とくさのかげぼうじゅつ)」だとし、「禪院家に伝わる、無下限呪術と並ぶ強さを持つ術式。特に機動力においては無下限呪術をしのいでいるともいえる。『十種影法術』では、それぞれの式神が独自の能力を持っており、たとえば玉犬(ぎょくけん)は偵察、円鹿(まどか)は回復、満象(ばんしょう)は強烈な攻撃などの役割を果たしている。式神同士の力を組み合わせたり、強化効果を積み重ねたりして、さらに強力な式神に変化させることも可能だ」と説明した。(翻訳・編集/岩田)
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