過去に引退をほのめかす発言をしていた中国の俳優マー・ティエンユー（馬天宇）が、現在は半農ライフを送っていることが注目を集めている。

時代劇ドラマ「三国志 Secret of Three Kingdoms」をはじめ、数々のドラマや映画作品で知られるマー・ティエンユーは2021年、トークバラエティー番組の中で引退について語り、当時はマネジメント側がこれを否定していた。

その後、出演したドラマは「笑門来福～イケメン同居人は私のフィアンセ！？～」のみで、昨年10月にクランクアップし、今年1月に配信をスタート。同作はハチャメチャな時代劇コメディーで、自身の自虐ギャグなども交えて弾けた演技を見せている。また、今年の仕事は春にクランクアップした映画「雨落屋瓦」と国営テレビ・中央電視台（CCTV）のバラエティー番組「山水間的家」のみとなっている。

最近のマー・ティエンユーは、北京市の郊外に農場を借り、半農ライフを送っていることを中国のSNS・微博（ウェイボー）などで発信。畑を耕し、花や果実を育てるなど本格的に農業に取り組んでいる様子が分かる。以前、ウズラをニワトリと思い込んで飼育していたことも話題になったが、最近では農場のメンバーに子羊が加わったことを紹介する投稿も注目を浴び、自分の楽しみを優先する現在のライフスタイルをうらやむ声も集まっている。（Mathilda）