中国人留学生がオーストラリアで女性2人を殺害も「懲役たったの14年」に疑問の声

Record China    2024年11月9日(土) 11時0分

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オーストラリアのビクトリア州最高裁判所は7日、現地で女性2人を殺害した中国人留学生の男に懲役14年を言い渡した。

オーストラリアビクトリア州最高裁判所は7日、現地で女性2人を殺害した中国人留学生の男に懲役14年を言い渡した。中国メディアの南方都市報などが伝えた。

林(リン)被告には2件の殺人についてそれぞれ9年と10年の刑が言い渡され、そのうち5年の刑期が同時に執行されるため総刑期は14年となった。刑期満了後は国外追放されるという。

林被告は2022年12月末、メルボルンで性産業に従事する中国人と韓国人の女性2人を24時間以内に相次いで殺害した。林被告は被害者がいる建物に行き、性的関係を持った後に暴行を加え、現金やキャッシュカード、携帯電話などを持ち去った。女性2人のキャッシュカードで自分の携帯電話料金を支払ったり、賭博の借金返済に充てたりしていたという。

中国人女性は暴行を受けた後、首を絞められて死亡した。韓国人女性は発見時の遺体の腐敗がひどく、死因は特定されなかった。林被告はもともと殺人罪で起訴されていたが、今年7月に検察と過失致死罪を認めることで合意したため、殺人罪での起訴が取り下げられたという。

判決では、「事件は極めて深刻で悪質。過失致死罪は最高で懲役25年だ」と指摘された一方、被告がすでに罪を認めていること、前科がなかったこと、拘留期間中に言葉が通じないなどの苦労があったこと、刑期満了後には国外追放されることなどから、一定程度量刑を軽減したと説明された。

中国のネットユーザーからは「罰が軽すぎないか?」「明らかに故意による殺人だろうに」「殺人2件で14年?」「2人を殺しておいて死刑にならないとは、オーストラリアの法律は緩すぎる」「今、海外留学する中国人は、学力はまったくないのに金はちょっとあるクズたち。人間性がねじ曲がっている」「こんなのが帰国したら時限爆弾でしかない」「中国に帰国した後、わが国の法に基づいて死刑にすべき」など、厳しい声が寄せられている。(翻訳・編集/北田

※記事中の中国をはじめとする海外メディアの報道部分、およびネットユーザーの投稿部分は、各現地メディアあるいは投稿者個人の見解であり、RecordChinaの立場を代表するものではありません。

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