中国ラオス鉄道専用列車で運ばれたバナナが北京で販売開始

人民網日本語版    2024年11月2日(土) 8時30分

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中国ラオス鉄道専用列車で運ばれたバナナが北京で販売を開始した。

北京中国ラオス鉄道国際コールドチェーン専用列車でラオス産バナナが北京市に運ばれてくるようになった。30日の早朝にはラオス産バナナ第1弾が市内の各大手スーパーマーケットに登場した。500グラム3.99~5.99元(約80~120円)の価格で販売されている。北京青年報が伝えた。

同日午前7時半、スーパーマーケットチェーン永輝超市の魯谷店の正面ドアが開くと、「朝市」にやって来た多くの消費者が、果物売り場の目立つ位置に整然と並べられたバナナを見て喜びの声を上げた。スーパーの店員は、「このバナナは『一帯一路』プロジェクトを通じて建設された中国ラオス鉄道によって運ばれたもので、品質が高く価格がお手頃です。お買い上げよろしくお願いします」とこのバナナがどのようにして店までやって来たかを熱心に説明した。

ラオスの土壌と気候はバナナの栽培に適しており、収穫されたバナナは有機質の含有量が多く、爽やかな甘さで非常においしい。ラオス産バナナを調達した業者の張忠義(ジャン・ジョンイー)さんは、「最初に北京に到着したラオス産バナナのうち、4.5トンが京客隆超市で販売される。中国ラオス鉄道の国際コールドチェーン専用列車で北京に到着したバナナは、これまでの陸上輸送に比べて所要時間が4日ほど短く、輸送コストも6%低下した」と説明した。

今回、専用列車で運ばれたバナナが市場に投入されたことで、北京の市場の果物の種類が豊富になっただけでなく、消費者により多様な選択肢が提供されることになった。(提供/人民網日本語版・編集/KS)

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